グレアム流ネットネット株で割安株か判断してみた~2018年2月27日のクニミエ工業の場合~

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 ネットネット株とは? 

 株式投資の基本は安い株価で購入し、高くなったら売却して利益を得たり、年1,2回企業側から株主に配当される優待品や配当金で利益を得るのが基本スタンスだが、一方で株価が下落すると損失を被るのが株式投資の醍醐味でもあり、怖い所でもあります。だから投資家としてはいかに株価が安い段階で仕入れるかが課題となってます。

 数多くの投資家がそれぞれの投資手法で株式投資に臨んでいるわけですが、やはり参考となる株式投資手法は欲しいところ。ただやみくもに参加するだけでは百戦錬磨のプロ投資家と戦う株式市場で同じ土俵に立つのは無謀なので。

 

 僕も色々調べている中で割安株発掘の参考になるのが、株式投資の王様であるバフェットの師匠である、ベンジャミン・グレアム(Benjamin Graham, 1894年5月8日 – 1976年9月21日)が提唱したバリュー投資で、ネットネット株と言われる投資法です。今後この手法で割安株を発掘したいと考えてます。

 

「ネットネット株」とは、現金などの流動資産から負債総額を引いた額の3分の2が時価総額よりも多く、株価が割安と判断される銘柄のことを指します。

 つまりネットネット株=(流動資産-総負債)×66.7%>時価資産総額(発行済株数×株価)となります。

 また時価総額=発行済株数×株価なので、現在の株価が割高か割安かは、企業の決算短信を見ればわかります。

 

 ネットネット株のスクリーニング条件は?

  ネットネット株を全て計算するのは気が遠くなるので、ある程度銘柄をスクリーニングする必要があります。

 僕が保有する銘柄のクリーニング条件として

①株価収益率(PER)15倍以下

②株価自己資本比率(PBR)1倍以下

③配当利回り 3%程度(配当狙いではないので、絶対条件ではない)

  以上から割安株を発掘したいと考えてます。

 

  割安株有望なクニミエ工業<5388>は割安株か?

   そんな中株式投資の掲示板からの書き込みでクニミエ工業という会社が気になり、調べてみるとベントナイト業界でトップ企業という事であり、決算を見ると今期は財務諸表も申し分なく売上、経常利益とも絶好調なので、日々チェック銘柄に入れました。。

 次に今日のスクリーニング条件に合致するか見ると、今日の株価(1143円)に対して

①株価収益率(PER)     11.9倍   

②株価自己資本比率(PBR)  0.95倍

③配当利回り         3.3%(1部上場記念配当を含む)

と申し分ない成績なので、次にネットネット株の計算をしてみました。

 ここ数日急上昇しているので、適正株価を弾いていきます。

 

  まずクニミエ工業のホームページに入り、IR情報から決算短信情報に入ります。すると30年3月期 第3四半期の決算のpdfを開きます。

 そこから流動資産、総負債、発行済株式数を把握します。

  すると流動資産:12,510,604,000円

         総負債: 3,331,245,000円

     発行済株式: 14,450,000株

 

したがってネットネット株価=12,510,604,000円-3,331,245,000円×66.7%÷14,450,000株=423.5円

となり、現株価は割高であると判断されてしまいます。

  クニミエ工業はここ最近上昇してきた株価なので、ネットネット株に該当しないからといって購入対象外にはしない予定です。

ただ今後上昇前の割安株発掘の手段の一つとして今後活用していきたいと考えてます。

 

 

 

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